映画について

ABOUT

欠損 バグ 例外 エラー 修正 観測者 視線 解釈 意味 ノイズ 管理 制御 監視 評価 序列 祈り 救済 裁定 赦し 役割 機能 代替 無意味 過剰 語り 沈黙 断片 編集 構造 身体 疲労 不安 衝動 選択 未定義 途中 仮説 失敗 それでも

その姿が、答え。
弱さを抱くとき、
最も人間になる。

あなたは、あなたの、
ありのままでいい。
弱さを、抱えよ。

その姿が、答え。
弱さを抱くとき、
最も人間になる。
あなたは、あなたの、
ありのままでいい。
弱さを、抱えよ。

INTRODUCTION

存在の肯定を
静かに謳う現代寓話

先の見えない時代に、
自分の輪郭が少しずつ溶けていく。
社会の速度に置き去りにされながら、
“わたし”という存在の
確かさを問い続ける。

本作は、実写と3DCGを
“混ぜる”のではなく“交差させる”。
それぞれのフッテージが呼応しながら、
ひとつの物語を形づくる。

映画の監督・脚本・演出、
いろいろ初挑戦。
それでも2年間、
貪欲に学び続けた軌跡を、
一篇の映像詩として結晶させた
卒業制作。

STORY

現代神化譚

現代神化譚

ブラックIT企業で
疲弊するエンジニア、藤井真人。
突然「神の力」を手にする。

万能の力で理想郷を目指すが、
その度に世界は歪む。
行き着いた全知全能の境地で、
真人が気づいたものは…?

CHARACTER

藤井真人 / 演:押本大樹

藤井真人

40歳。職業はエンジニア。
ブラックIT企業で心身を擦り切らせてきた。
動作や表情には人間的な温度がなく、
機械のような日々をこなしている。
物事を論理的に解釈する傾向が強い一方で、
内心では合理主義だけが支配する社会に失望している。

押本大樹

FEATURES

01実写×3DCG

実写と3DCGが交差する

本作は、実写と3DCGを単なる合成技法として扱わず、両者が意図的に交差する「二重構造」の映像設計を採用している。
実写パートでは、過剰に合理化された現代社会を戯画化し、一方で3DCGは、その人工性を積極的に用いることで、“世界が改変される可能性”そのものを視覚化する役割を担う。
二つのレイヤーは補完関係にあり、物語の進行とともに、現実と理想、現在と仮想の境界を揺さぶっていく。

02「現代を生きる」とは?

現代を生きる、とは?

合理、最適化、数字、成果。常に「正しさ」を求められる現代社会の中で、多くの人が、自分自身を否定し続けながら生きている。本作は、そうした閉塞感や自己否定感を抱える現代の若者に向けて、「無理に別人になろうとしなくていい」というメッセージを送る。あなたの人生が合理的でなくても、生きていてほしい。

03学生映画として

学生映画としての立ち位置

未完成であること、揺らいでいること。本作は、営利や商業展開を目的としない、学生映画として制作。興行性やマーケットの要請から距離を置くことで、より個人的で実験的な選択を可能にしている。完成度よりも思考の切実さを優先し、その結果として本作はひとつの「答え」ではなく、観る者それぞれに思考を促すための思考実験として提示されている。

TRAILER

本予告映像